らっちの雑記

ブログネタにもならない雑記を書きなぐってみる

日記:2022/9/27

おじさん構文をチャレンジ。やっぱりおじさん構文と言えばLINEかFacebookでしょ、と言うことでFBでやってみた。まだまだおじさんレベルが低いっぽいですが、もっとおじさんっぽくなりたい...(嘘)。

国葬(儀)」に思う

今日の「国葬(儀)」に関しては俺自身賛成でも反対でもなく、まぁ故人を偲ぶ会が開かれる、という位置づけで理解をしているわけだが、粛々とやればいいじゃん、と思う。

先週エリザベス女王の「国葬」が行われ、それとの比較をする論評も多いが、そもそも位置づけが違うのになんで単純比較をし、さらに優劣をつけようとするのか、理解に苦しむ。国家元首と行政府の元トップですよ。格が全然違うわよ。「#本物の国葬」ってタグがTwitterで流行ってたけど*1、当たり前だけど国王の葬儀こそが「本物」だわな。だからと言って行政府元トップが「国葬級の葬儀」を行うのは別に悪いことでもないだろう。

globe.asahi.com

前例がないだの法的根拠がないだの。弔意を表すのになにか根拠が必要なのかと思うし、仮に「清濁併せ吞む」故人を国家級で偲ぶことが憚られるとしても、偲ぶ気持ちを持つことやそれを踏みにじることだけは許せない。ま、SNSで匿名でお気持ちの表明くらいにお留めなさいな。

アベノミクスの功罪

俺自身は「アベノミクス」とやらで恩恵を受けたとは思っていないし、そもそも政治が自分の生活をよくしてくれるとか思っていないので、正直安倍元総理の功績と言ってもピンとこないわけだが、一本のスジを通して(実際には三本の矢でしたっけ)経済政策をやり抜いた、というのは評価されるべきことなのだろうと思う。恩恵を受けなかったから間違っている、という理屈は成り立たない。恩恵を受けられないのであれば受けられるように自分が変革するべきなのだから*2

しかし、どうやれば生き永らえることができるか、ということを考えさせられ、そのためのヒントをたくさん与えてくれた、という意味では安倍政権時代の経済政策は俺にとっては有利に働いただろう。異次元金融緩和やインフレ率の上昇、働き方改革あたりは今のフリーランスエンジニアとしての自分につながるキーワードだろうか。直接的な恩恵ではないけれど、会社に縛られる生き方からの脱却をすることができたと考えている*3

国葬反対デモについて

故人を偲ぶという点で「まぁおとなしくしててほしいよね」と思うけれど、デモをすることに関しては特に止めないしご自由にどうぞ、とも思う*4。が、最近気になるのは「Twitterデモ」。アレはいったいなんなの?

それこそ「お気持ち表明」をするだけでしょ?デモって「集団示威行為」ですよね?部屋に籠ってタグ付けてリツイしたらデモ、ってもはや承認欲求と同調欲求を満たすだけのものでしょ。リツイの数、いいねの数だけで自分の声が正しいものと思う、ということなんでしょ?

(特にマーケターとして)いまいち理解できないですごめんなさい。世界を変えるために起こす行動としてはどうしても「弱すぎる」気がしてならない。確かに今までにもハッシュタグが世界を変えたこともあるのだろうが、だとしても(結果として)ひとつのイベントに反対することが世界を、日本を変えるなににつながるのかは全く見えない。わかるのは今の自民党「長期」政権(10年くらいでしたっけ?)が日本を壊したから非自民政権でなんとかしてほしい、というリセマラチックな思想。もっと(悪しざまに)言えば野党のネガキャンに乗ってるだけ。

変えたければ自分から動かないと。座ってたって、仕事で忙しくたって、自分が行動を起こさなければ何も変わらんのよ。変えるためのキャンペーンじゃなくて、他力本願なキャンペーンだから変わらないんだと思うよ。

話を戻すけど、「国葬」を反対するのは自由。だけど、反対して何が得られるの?何が変わるの?「今からでも遅くはない」と前日に言っている人たちも多かったけれど、会場設営も準備も終えて、海外からの招待客も来ているのに、ドタキャンして、タダで済むと思ってるんだろか。国葬をする費用を別のところで使おう、というのは理にかなった主張だけど、金額の桁を明らかに読み違えている人たちも多いよね。そんな主張じゃ何も変わらないし変えられない...。

*1:そしてそのタグには俺も乗っかった

*2:例えば、「女性が活躍できる社会」というのは、男性、しかも中年の男性にしてみれば黙っていても座れるはずの席にもしかすると「女性の活躍」を名目に座れなくなる可能性があるわけだ。それを「間違っている」と論ずるのはおかしいだろう。もちろん自分の変革は「女性になること」ではなく、「黙っていたら座れなくなる」という部分をどう自分で変えていくか、だ。

*3:「(給与)労働者」という看板が不安定だと感じるようになった

*4:信教の自由も表現の自由も、集会の自由もあるわけですから