らっちの雑記

ブログネタにもならない雑記を書きなぐってみる

日記:2022/9/7

今日明日と某オンラインセミナーを受講。オンラインでもリアルでもこの手の「セミナー」の受け方がほかの人と違うかな、と思うことがあるので今日のテーマは「セミナー受講」について。

有料セミナーについて

実は有料のセミナーに参加したことは数えるほどしかなくて、当時の業務に必須だったり、資格取得のためだったりと、目的がはっきりしていたものばかり。ちなみにフリーランスになってからは一度も受講してない。

目的もわかっているし、何より会社の「コスト」の元を取る必要があるわけで、この手のセミナーを受講するときは、必ず事前準備(予習)をし、成果をきちんと作るようにしていた。資格取得がゴールと設定されるのであれば、まず資格を取り、その資格を持った状態で資格取得のために得た知識を使えるようにするとか。

これはだいたい「セミナー」の受講態度の一般的な姿だと思うし、ほかの人との違いはあまり感じない。

無料セミナーについて

有償無償にかかわらず、「セミナー」はまじめに聞き、学びを得るモノ、ではあるのだが、無料のセミナーに参加する場合、俺は最初から参加はするのだけれど、「つまんねぇな」と思ったらさっさと会場を出るようにしている。オンラインの場合、たまに途中参加できたりケースもあると、ちょっと聞いてみて興味がなければ退出、というのもよくやっている。

有料セミナーと無料セミナーの違い、というよりは、登壇側の意識の問題とも思うけれど*1、有料セミナーの登壇者は基本的に「受講生から金をもらっている」という意識がとてつもなく強い、というかその意識がプレッシャーになる。だからコンテンツも面白くするし、濃いものを提供することになる。だから受講生側はよほどのことがない限り「つまらない」とは感じない。

無料セミナーの場合、登壇側は受講生自身から金をもらうことがないばかりか、なんなら登壇するために自腹を切る(もちろん登壇者自身が払うわけではなく所属企業が払っているわけだが)。その見返りとして参加者リストみたいなものをもらって自社の見込み客リストに追加するわけだが、それこそ通り一辺倒のことを話しておくだけでリストがもらえると考えればコンテンツの面白さなんて正直考える必要はない。言葉が悪いが「釣りタイトル」だけ用意すればあとは黙っていてもリストが手に入るという算段だ。

得られるものと失うもの

セミナーへの(受講者としての)参加を得失の関係で端的に言うなら、得られるものは『知識・知見』であり、失うものは『時間・カネ』だ。有料であればもちろん参加費や参加する時間が出ていく代わりに知識や知見、トレーニング系であれば経験も得ることができるだろう。

参加費が必要ない無料のセミナーに関しては、受講者が時間を割くことになる。もちろん知識知見が得られるわけだが、そこまで有益かな?と思うこともしばしばある。既知の内容であれば参加する必要がないし、それこそ途中で「あコレ知ってるわ」と思えばそれ以上聞いて知見を広める必要はないだろう*2

講師としての立場については明日もセミナー受講するのでそれを受けて書いてみようと思うけれど、そんなわけで受講態度は実はめちゃくちゃ悪いです。

*1:自分自身登壇する側でもあるのでよくわかる

*2:既知なのだからそれ以上の知識知見とはならない。見方が違っていることは知見でもなんでもない