2/7火曜日、晩酌をしながらの夕メシ後に少し火照りを感じたので熱を測り、微熱があったので「よもや」と検査キットを取り出し検査してみると陽性反応が。
「よもやよもや」と言いたかったところだが、思い当たる節がありすぎるので、まぁ順当な結果よね、と自宅療養生活に突入することになった。
流行りに流されず数年、やっと追いつきましたw pic.twitter.com/REE9SQfREV
— 三浦 久志 (@racchie) 2023年2月7日
療養期間とされる発覚後の10日前後、毎日経過についてメモを残しておく。ただし、医学的見地に基づくものでもなく、なんならタダのポエムになりそうなので、参考になることもないだろうとは思うが、読み物としてお楽しみいただければ幸いである。
前兆・兆候
もともと、ヨメがコロナ感染しており(2/2陽性発覚)、俺自身は濃厚接触者の扱いではあったが、週末にかけては症状もなく*1、なんとか乗り切れるかな、と家庭内隔離を続けてはいた。
とは言え、唯一の(そして感染経路として一番疑わしい)接触ポイントとして、寝室が一緒であることがリスクではあったが、最悪感染しても仕事には影響が少ないだろうという自己判断で寝室の共有は続いていた。
2/5(日曜)あたりから、のどが若干いがらっぽくなり、痰が多く出るようになった*2。
熱もなく、検査キットを使っても陰性であり、思い過ごしか、「ただの」風邪か、とその日や翌日はそのまま経過観察状態で過ごし、火曜日も一日普通に、痰の絡みが少しきつくなってきたようには思いつつも過ごした。
ヨメの病状について
ヨメは前週の水曜日(2/1)夜に職場から帰ってきて、体調の不良を訴えていた。そして、翌日朝に検査キットで陽性が発覚した、という流れだった。
2/1の帰宅後は若干の微熱があった程度だったが、翌日以降は発熱に加え、咳もひどくなっていった。特に2/2~2/3にかけてはかなりの高熱で、39度以上出ていたこともあった。日曜(2/5)以降は病状も落ち着き、「動ける」ようにはなっていた。
なお、現在(2/8)は検査キットで陰性と診断され、引き続き経過観察中、というところだ。
発熱について
余談にはなるが、夫婦ともにコロナワクチンを接種している(ヨメはオミクロン対応のワクチンを含め5回、俺はオミクロン対応ワクチンをまだ打っていないが4回、それぞれ接種済)。
ワクチンの副反応は実は夫婦でかなり違っていて、ヨメはワクチンを打つと翌日~翌々日にかけてかなりの高熱に見舞われる(だいたい38度越え)。それに対して俺は多少微熱はあるにせよ(37度台)、多少の倦怠感程度で済んでいる。
その傾向を考えれば、もしかするとコロナウィルスの「耐性」と言うか、感染時の(罹患)症状にも傾向があるのかもしれないなぁ、と思ってはいる。
公共機関の支援体制
少なくとも2023年2月の時点での話ではあるが*3、俺が住む東京都では、「無症状~軽症者」、つまり自宅での療養が可能なレベルの感染者に対しての食料支援を行っている。
www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp
我が家ではヨメが感染した時点で申し込みをしており、段ボール2箱に大量の食糧(レトルト食品・缶詰・水を含むドリンク類・菓子などの嗜好品)が送られてきているが、パッとみた感じでは「一人で1週間分にしては多いんじゃね?」というくらいの量が届いている。
しかも、非常食チックなラインナップではあるものの、賞味期限間近というわけでもなく、普通に食えるものばかり。ちなみに「一世帯1回」という縛りがあるようなので、我が家のように連続して感染してしまった場合はどうなるのか、現在申し込みをしているのでその結果についてはお知らせできるかも。
医療機関の体制
今回俺は熱が出ていないので特に医療機関の受診はしていないのだが、ヨメは熱があったので「発熱外来」を受診している。地域によって、そして医療機関によっても異なるとは思うのだが、ヨメが受診した発熱外来(たまたまかかりつけ医)では、自家用車で病院に行っても施設内に入ることなく、看護師さんが防護服を着て外で問診をしてくれたのだそうな。まさにドライブスルー状態だったとか。処方薬も出され、とてもお手軽な感じだったようだ。
東京都だけなのかもしれないが、スマホから発熱外来の検索をすると、ArcGISで構築された地図アプリが起動する。やっぱ公共団体はGIS使うよな、と思いながら昔の仕事のことを思い出した*4。
最後に(この記事を投稿するにあたり)
特に自分の周囲で「病気をネタにしてネットに書き込むなんてふざけている」という声が聞こえることは今までなかったのであまり心配はしていないが、基本的なスタンスとして自分が罹患した病気は「ネタ」だと思っているし、それをブログで書き込むことはある種の社会実験のようにも思っている。
もちろん、他者に対してまるで揶揄をするようなことはしたくないし、ましてや感染源を特定したり遡ったりすることも基本的にはするつもりはない*5。
感染症の罹患はいつ誰にでも起こりうることだと思うし、社会生活をしていれば必ずそのリスクに直面してしまうものだから、感染は仕方がないし、むしろ感染後にどう体調が変化し、どう治癒していったのか、という「ログ」を残しておくことは少なくとも自分自身の将来における資料にはなりうるだろう。今後またいつか感染しないとも限らないのだから。もちろん、医療的に有益な資料の一つになれば光栄だし、コロナ感染のリスク啓蒙、不安解消などの一助になればそれはそれでうれしい。
大袈裟なことを書いている気もするが、少なくとも(繰り返しになるが)自分のメモであり、必ずしもすべてのコロナ感染者に当てはまる情報ではないだろう。そして、「知りたい情報はそんなことではない」と思う人たちもおそらく一定以上いるはずだ。同じように、他人の病状を見ること自体に嫌悪感を覚える(しかもその書き方がまじめでないことに怒りまで覚える)方もおられるだろう。
この記事を読むことでそんな不快感を感じる方がおられたら、文末で恐縮だがお詫びしたい。