らっちの雑記

ブログネタにもならない雑記を書きなぐってみる

日記:2022/9/30

午前中はコーディングの予定だったのだが、少し気になる仕事を見つけたのでダメもとでアプローチ*1。それが終わって少しコーディングをしてアタマを整理して、午後はそろそろやらなきゃ、という商売用のホームページ作成にとりかかる。

ホームページを作ろうと思った(思っている)理由

以前からずっと作らなければ、と思ってるのだけれど、基本的に優先度が一番低く、その割には重要度がそこそこ高い、と言うのが「自社のホームページ」、いわゆるオウンドメディアである。

マーケティングの観点から考えると、今の自分自身(フリーランスとしての自分)に対してどう興味関心を持ってもらい、アプローチをしやすくするためのツールは絶対に必要なのだ。情報発信もせず、問い合わせ先は名刺に書いてあるメアドか電話のみ、みたいなアプローチは言ってしまえば古くさい*2

以前勤めていたお客様が公共団体系のみだった会社で、フィールドSE的な仕事で先輩と客先訪問をしたときに教わったのは、「担当者が離席しているのであれば理由を問わず机の上に名刺を置いてくる」「何度訪問しても離席している場合は同じように名刺を置いてくる」というルールだった。今でもその風習が通用するのかはわからないが、当時も今でも違和感しか感じない。

ただ、そうする理由は明白で、「お客様のところにフィールドSEの会社が来ましたよ」という意味を持つわけで、担当者との接触はなくとも疑似的に接触したのだということを匂わせたいのだ。既存顧客の囲い込みという点では一助になる、とは言える。もっとも今の時代、そう何度も何度も名刺を渡すこと自体いろんな意味で非効率だろうとは思うのだが...。

話が逸れたが、最終的にお客様(既存顧客だけではなく新規見込み顧客も)との接点が多いほうがいい、と言うのが一つの理由であり、もう一つは、接点の中でもどうお客様を引き込んでいくか、というルートの中で、オウンドメディアは終着点(いわゆるエンドポイント)になりうる、ということなのだ。

マーケティングにおけるコダワリ

注意点、と言うよりは自分が心掛けていることなんだけど、「商売をする」と言うことは、こちらから何かを提供することで対価を得る、という行為である、と言うことを念頭に置いて売り方を考えている。ラーメン屋しかり、コンビニしかり。

だが、エンジニアリングという仕事は要件次第で費用が簡単に増減しがちである。そんな理由があって、業界的には「費用はあってないようなものなので云々」という風潮がすごく強く、費用感を伝えるのは最後になってから、というパターンが多い。コレ、売りにくいんですよマジで。

なので、俺は出せるのであれば費用感は明記するようにしている。例えばエンジニアリングの時給単価がいくらになるか、みたいなモノだったり、パッケージ売りが可能なモノであればパッケージ価格として出してしまう。

「そんなことをしたら相手がもっと安い金額で提示してくるのだから売れない」という意見があるのだが、そうなった場合はおそらくその顧客は価格のみでそのエンジニアリングを評価し、結局安売りをすることでしか満足させられない、ということになってしまう。俺は必ず「最低価格」提示をするようにしていて、それ以下では仕事を受けない、と明言するので*3、基本的に儲けが出なくなるようなことはないし、儲け度外視で仕事をするのは顧客も自分も双方が幸せになれない、と信じている。

*1:見込みかなりウスめ...

*2:それが悪いわけではないが、少なくともデジタル業界に身を置く商売をしていてDXの真逆を行く営業・マーケティング活動はカッコ悪い、という意味での古臭さである。

*3:実際には多少割引を入れても儲けが出るようなバッファは持たせているが微々たるもの